環境調査は、国の機関からの依頼を受けて動植物や魚類など生物全般の調査をしています。
発注者の事業によって環境整備が必要になりますので、事前に重要な生物がいないか、どれくらいいるのかなどを調査して、保全・共存のための提案をするといった業務になります。
やはり、メンバーには生き物好きでマニアックな人が多いので、珍しい生き物が見つかるとみんな一気にテンションが上がります。(笑)
それぞれ得意分野があるので、自然と部署内で専門家になっていくんですよ。
ちなみに私は魚類と、底生(ていせい)生物という水中の石の裏などにいる昆虫などが好きなのですが…伝わりますかね?(笑)
調査は、河川全域でやるのは広すぎて無理があるので、あらかじめ選ばれた各ポイントで、エリアを決めて行います。鳥は朝、コウモリなら夕方から夜にかけてなど、生態系に応じた活動時間帯で調査します。
時には一晩中かけてモニタリングすることもありますよ。みんな、外が大好きな人ばかりなので楽しんでやってますね。
顧客の事業形態によって求められる成果は異なりますし、答えも一つではありません。そこがこの仕事の難しさではありますが、毎回チームで協力しながら、成果を上げられるよう努めています。
だからこそ顧客に満足していただけたときの達成感はひとしおで、やりがいを感じますね。
当社は大学などで専門知識を学んで入社する人が多いですが、環境調査の部署は未経験で入ってくる人もいます。必要な知識は、やっていくうちに身につくので大丈夫です。
より知識や経験を深めたいということで、働きながら大学に通ったり、活動ボランティアをしている人もいます。柔軟にキャリアを積んでいける環境があることも、当社の良さだと思っています。