株式会社福田水文センター

株式会社福田水文センターは、2024年8月に設立59周年を迎えます。これもひとえに皆様のご支援の賜と心より感謝申し上げます。

水文・水資源の専門集団として

1965年の創業以来、北海道を中心に水文・水資源の専門集団として、水文観測、理化学分析・生物分析、河川砂防に関する計画・設計、自然環境や水循環に関する検討・解析、河川の維持管理など、幅広い業務を展開してまいりました。

事業エリアの拡大

札幌本社をはじめ、旭川、幌延などに拠点を設け、2011年には東日本大震災の復興支援を目的として仙台に東北営業所を開設いたしました。東北事業所の開設から8年目にあたる2019年「令和元年東日本台風」が発生、台風通過に伴う大雨により1級河川阿武隈川水系の河川施設が被災を受けました。

宮城県土木部からの被災状況把握の要請に応えるべく、測量調査、地質調査を実施の上、復旧工法比較検討・詳細設計を短期間に実施し、微力ながら災害対応に貢献することができました。

自然災害への対応と社会貢献

東日本大震災以降、広島土砂災害、関東・東北豪雨、熊本地震、北海道胆振東部地震、また近年では毎年のように台風や前線による豪雨被害の発生、直近では能登半島地震と国民の生命・財産を脅かす自然災害が頻発しています。

こうした状況下、当社は自然環境の保全や創出、防災・減災技術の確立、社会資本ストックの有効活用や長寿命化など、安全・安心はもとより持続可能な社会を形成することに貢献できるよう、日々努力を重ねております。

未来への挑戦

常に時代の趨勢(すうせい)を捉え、これまで培ってきた専門技術力や豊富な経験を最大限発揮するとともに、次世代を担う人材の育成、最新技術の導入、既存技術の高度化などに積極的に取り組んでまいります。

2025年には創立60周年の節目の年を迎えることとなります。弊社はこれからも「水文・水資源」をはじめとした「環境」を生業とし続けて参ります。これからの経営においては「環境（Environment）」を通じ、「社会（Social）」に責任を果たすことが重要と捉え、この実現に向けてESG経営を推進してまいる所存でございます。

地域と共に歩む

今後も地域と共生し、豊かで潤いのある社会形成の一翼を担えるよう、皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2024年4月 代表取締役 福田 浩一